バリアフリー電子書籍情報室: 6月 2014

2014年6月17日火曜日

WEB泊園文庫の公開について

(更新日:2014年6月14日)
このたび東西学術研究所にて「WEB泊園文庫」が公開されました。 泊園文庫とは、大阪を代表する私塾、泊園書院の旧蔵書であり、約2万冊にのぼる書籍を中心に、藤澤東畡・南岳・黄鵠・黄坡および石濱純太郎による多数の自筆稿本、印章170余顆、書画などからなっています...
Source: 関西大学 図書館

2014年6月13日金曜日

HathiTrust訴訟判決、障害のある人がアクセスしやすい形式(全文利用等)での提供はフェアユースと認められるようです。

Narrow Fair Use Ruling Permits Limited Library Uses, Shoots Down Replacement Copying

(update:June 11, 2014)
We received yesterday’s Second Circuit decision in Authors Guild v. HathiTrust with mixed feelings. The decision was not a total victory for either side. While the Court, over our objections, allowed HathiTrust to maintain its database of digitized books in light of the present security protections, the Court was clear that any breach of that security leaves HathiTrust at risk of future litigation..
Source: The Authors Guild

研究者の8割が電子書籍を支持 ― シュプリンガーが電子書籍に関する白書を発表

(更新日:2014年6月10日)
国際学術出版社シュプリンガー・ジャパン株式会社は、日本の研究者を対象に、電子書籍(英文学術書の電子版)に関する認知度および利用行動調査を実施し、「イーブック白書」として電子書籍の利用実態を明らかにしました。 本調査は大学・企業・病院などの研究開発機関で研究に携わる研究者、教員、学生を対象にアンケートを実施しました。調査期間は2013年3月1日~ 11月30日、回答はウェブサイトやEメールのほか、学術関連の展示会場などで依頼しました。有効回答数は1,174人でした...
Source: Springer Japan

2014年6月3日火曜日

『青空文庫POD』 第二弾 今では手に入りにくい隠れ名作セレクション100! -アクセシビリティに配慮したポケット版/シニア版/大活字版の各刊3サイズで発売-

(更新日:2014年6月3日)
インプレスグループで電子出版事業を手がける株式会社インプレスR&D(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井芹昌信)は、次世代型出版メソッド「NextPublishing」を用い、ボランティアで運営されているインターネットの図書館「青空文庫」のプリント・オンデマド版を『青空文庫POD』のブランドで提供しています。今回の第二弾では、明治から昭和にかけての文豪の作品の中から、太宰治の「彼は昔の彼ならず」、坂口安吾の「ヤミ論語」、夢野久作の「いなか、の、じけん」をはじめ隠れた名著100作品をセレクト。第一弾と同様に、ポケット版/シニア版/大活字版の3サイズ300点を「Amazon.co.jp」(「青空文庫POD」ページ:http://www.amazon.co.jp/aozora)、および三省堂書店オンデマンド(ポケット版は除く)で販売致しました...
Source: impress R&D

アート・リサーチセンターが、文部科学省「共同利用・共同研究拠点」として認定を受ける

(更新日:2014年6月2日)
この度、アート・リサーチセンターは、平成26年度からの文部科学省「共同利用・共同研究拠点」として認定を受けました。 文部科学省「共同利用・共同研究拠点」制度は、大学の研究所が有する学術資料・データ・施設等を、個々の大学の枠を超えて全国の研究者が共同で利用し、共同で研究を行う体制を整備することで、学術研究の基盤強化と新たな学術研究の進展を図ることを目的としています。2013年度までに「共同利用・共同研究拠点」として認定された拠点は、国立大学77拠点、公立大学1拠点、私立大学12拠点となっています...
Source: 立命館大学